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ルーティーンを作るのが好きで、朝起きたら目を覚ます為にベランダに震えながら出て煙草を一服し、それでも目が覚めないのですぐに歯を磨き顔を洗う。

その後白湯を飲みながらまた煙草を吸う。

 

これを休日でも変えずに日々過ごしているのだけれど、僕には年に一回のルーティーンもあって。

それがお気に入りの香水を見つける事で、毎年冬になると新しい匂いを探し、翌年までその香りを自分にフィットさせるといういつから決まったかわからない習慣がある。

今年はVan Cleef & Arpelsというジュエリーブランドから初の香水が先月日本で販売され、その中からお気に入りの銘柄を見つけた。

 パチョリの深く甘い香りとベルガモットの重いの香りが何とも言えず一瞬で虜になった。

 

四季で言えば春や秋が好きだと言うのが安牌な答えではあるが僕は冬が一番好きで。 

僕が好む香水も冬にマッチするものが多く、冬の乾いた空気と(肌が乾燥してしまうのが難点ではあるが。)着れる洋服のバランスが凄い好きで。

 中でもニットウェアに関しては冬の季節に着る洋服で最も好きなカテゴリーだ。

 夏にTシャツを着るように冬はニットウェアを何も考えずに着たい。

ニットウェアよりスウェットやパーカーの方を好む人もいるだろうが、僕は個人的にニット生地の柔らかさやデザインの幅の自由さに心惹かれてしまう。

今日は今店頭に並んでいるニットのアイテムから数点抜粋して紹介したい。

 

NAMACHEKO DOUBLE LAYER INTARSIA CREWNECK

 

 

 

 

一つ目は僕も個人的に購入したNAMACHEKOのレイヤードニット。

NAMACHEKOのニットは去年も購入したくらいに信頼がおける。

デザイナーのDilan自身もニット生地で制作する洋服を毎期試行錯誤し、今やニットウェアはブランドの看板ともなっている。

 

 

今期はタイト目なフィット感。着る人の肌に吸いつく様なパターンで作られ、商品名の通り2枚のニット地がレイヤードされているデザイン。

 

  

正面のボーダーには丸型のデストロイ加工が施され僕個人の癖に刺さるディテール。

背面には加工がされておらず配色を楽しめる様シンプルな仕上がり。

  

 
 

  

エレファントでは計3色の展開になっており、是非好みの色を見つけてほしい。

(このアイテムは着たら絶対欲しくなると思う...)

僕はブラックとパープルで構成された配色が好みだった。中にシャツを入れても可愛いしインナーとしても目を惹くアイテムだ。

 

STEFAN COOKE SLASHED CARDIGAN

 

 

 2枚目はSTEFAN COOKEのスラッシュカーディガン。

 

 

ブランドを象徴するスラッシュホールが全面に施され、一眼見ただけでSTEFAN COOKEのアイテムだと理解できる。

(むしろこんな尖ったアイテムが定番で毎シーズン飛ぶ様に売れているのが改めて考えると凄い...)

サイズ感もジャストなフィット感でトレンドに左右されず、トラウザーズなどの綺麗なパンツに合わせ革靴で締めて、敢えてクラシックに纏めたい。

 

 

同生地でニットセーターの展開もあり、こちらはスラッシュホールが控え目。とは言ってもSTEFAN COOKEのアイデンティティに惹かれるのは間違いない。

 

ORIMI SPARKLE KNIT BLOUSON

 

 

最後はORIMIのスカーフドッキングのラメカーディガン。

2色の展開でブラックとオフホワイトで選べ、異なった配色のラメ糸が全体に散りばめられ非常に可愛らしい1着となっている。

 

 

ブラックにはシルバーの糸が絡みモードな印象が伺える反面、ドッキングしたスカーフのキャッチーさが何とも言えないバランスで仕上がっている。

 

 

ホワイトには鮮やかなピンクとブルー、ゴールドの糸がミックスされ、より華やかで輝かしい印象になっている。 

 

  

スカーフの先端にはフリンジが付いており、非常に可愛らしく纏まっている。

(女の子が着てもとても可愛らしいアイテムだ。)

 

気温が下がるにつれアウターを着ることで強いアイテムを身に纏うことが増える季節に、可愛らしいニットウェアは丁度いい抜け感のバランスを与えてくれるので個人的には是非おすすめしたい。

今回紹介した3つはどれも着心地が良く肌に触れてもチクチクせず快適に着用できるのでニット生地が苦手な人でも袖を通しやすい。

 

年末に差し掛かり一年を締めくくるアイテムを見つけに来て下さい。

 

福原幹二

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